あるお客様から教えて頂きました。「売上には、「幹の売上」と「枝葉の売上」がある。幹となる売上は、地味かもしれないけど確実なもの。枝葉となる売上は、派手だけど不確実なもの。でも枝葉は幹からしか生まれない。順番を間違えたらだめ。」
そのお客様はギフト屋さんですが、「幹の売上」は、お祝いのギフトではなく、実はギフト業界であまり人気のない法事系ギフトなんだそうです。でもそこで信頼を得て、お祝いギフトも受注できると。
ふと創業当時に一緒に時間を過ごしていた友人たちと「担当会社の規模」「案件（売上）の規模」「オフィスの所在地、家賃」を話題にし、それが自分の誇りの根源だったことを思い出しました。
今ふりかえると、派手なこと、カッコいい事を「幹」と考えていたようです。
もちろん考え方に正誤はありませんが、少なくとも僕は、こういう考え方や教えに出会えてとてもよかったと感じます。弊社はありがたいことに、毎月ご入金頂けるご契約が多いです。その金額の大きい小さいに問わず、しっかりと対応させていただき、信頼を一つずつ積み重ねることはもちろん、ほんの僅かでもいいので、お客様に「おっ！いいね！」を提供し続けることで、大きな幹ができ、いつかきっと大きな枝葉を生むと信じています。
そういえば、そのお客様は最後にこう付け加えられていました。「幹は、親切さ、相談しやすさ、サービス、何でもいいから、自分にしかできない価値を加えなさい」と。
弊社の今後の課題はフォロー。これから、お客様にもっと安心していただけるように、そして「幹」を太くできるように、新メンバーとともに、しっかりと弊社らしいフォローを厚くさせて頂きますね。
株式会社フロンティアゲート
吉武和英
