先日、社内でこんな会話をしていました。「日本の全人口のうち、幸せ度でいったらみんな上位何%くらいだと思う?」ちなみに僕は「確実に上位10%に入る自信がある」と答えました。
また別の日にあるお客様とお話していたときのこと。その話のなかで、ちょっと昔を思い出しました。ぼくは公務員の家庭で育ちましたが、いろんな事情があって、経済的にはかなり恵まれていない生活でした。基本的に、やりたいことや欲しいものがあっても「我慢する、手に入るはずがない」という考えが先に出てきてしまう感じです。
そんな人生を長く送ってきた僕が、もちろんお客さまのおかげですが、いまは新しいパソコンが出たら買うことができ、プログラミングの学校に通いたいと思ったら通うことができる、という今の現実が幸せすぎるんです。
とはいえ、もちろん普段人には言えないような悩みのタネのようなことも人間ですから多少はあります。
ただそれでも家族が健康でいてくれて、多少の金銭的負担はあれど親の介護が必要な状態でもありません。社内のスタッフも立派に仕事をしてくれています。やっぱりどう控えめに考えても確実に「上位10%」には入っていると思います。
そして、そんな幸せのときこそやっぱり自分を追い込んでおきたいと改めて思うんです。むしろ追い込める幸せというのでしょうか、いくらでも頑張れる幸せというのでしょうか、そんな今こそ頑張る。それが幸せを満喫するということなのかもしれないな、と最近よく思います。
株式会社フロンティアゲート
吉武和英