小さいながらも会社をやっていると、スタッフの入れ替わりというものが起きてきます。ちょうど新しい人を採用するタイミングで先輩経営者に相談しました。「どうしたらいい人がきてくれますか?」するととんでもない回答がきました。「お前の会社にいい人は来ない」。
文字にするとちょっと強烈ですが、そのあとに優しくアドバイスをもらいました。「いい人にきてもらうにはいい会社にしないといけない。」「いろんな人が、吉武さんと一緒に仕事がしたいです。と言ってもらえるような会社にしないといけない。」「もちろん利益を出さないといけないし、それを還元しないといけない。」「そういうことができるようになってから、「どうやったらいい人がきてくれますか?」という段階になる。」
完全にぼくに奢りがありました。たくさんのお客さまに期待してもらえる商品をつくること。その商品で利益を出すこと。利益をスタッフに還元すること。全然そのレベルに達していないのに「いい人にきて欲しい」というのはおこがましいですね。
ちょっと話がずれますがまた別の社長には「社長の仕事は儲かる商品をつくること。商品づくりこそが社長の仕事。それまでは24時間365日仕事しなさい。スタッフ教育は、儲かる商品をつくったあとにしか効果はない。」これもまたかなりしびれるアドバイスです。要は「まだまだもっともっとがんばれ」ってことですね。
最後に言われました。「お前の会社にすでにいい人が来てくれてるんだったら、それはラッキーなんだから大事にしろ。」弊社はラッキーです。
株式会社フロンティアゲート
吉武和英