先日おじが入院することになったと報告がありました。目の見え方がおかしくて半年ほど眼科に通っていたそうですが、原因不明と言われたそうです。ある日突然視界が半分なくなったと。それで脳外科に行ったら、血管が詰まりかけてると言われ、すぐ救急車に乗せられて総合病院へ。ICUで経過観察したのち無事退院できたそうですが、これまでのような働き方はできないそうです。
おばは「今さら言っても仕方ないけど眼科の先生が一言「違う病気も疑ったほうが・・」と言ってくれてたら・・・」と言っていました。
話は変わりますが、先日娘の保育園の誕生日会に参加してきました。仕事で使っている一眼レフをもって、自分の子はもちろん、0歳から一緒に過ごしている同級生を撮影したところ、すごく喜んでもらえました。でも実はイベントにプロカメラマンも入っていて、1枚300円で販売されているんです。ただ自分で言うのもなんですが、僕の写真のほうがいいなと(笑)
どうしてかなと考えたのですが、「気持ちの差」かもしれないなと。プロカメラマンさんは短時間でたくさん写真を撮らないといけないのでどうしても「アップでピントがあった写真」が撮ることが優先されると思うんです。今回の件は、0歳から知っているので、かわいいし、「らしさ」を撮りたくて、もう一歩、もう1枚と追いかけてしまうんです。お父さんとお母さんが喜ぶような一枚が欲しくなるんです。
先のおじの話も、保育園での撮影の話も、本質は同じような気がします。もちろん限られた時間で、一人でも多くの方を対応せざるを得ない状況はあります。結果的にはそれが自分の貢献の最大値になるかもしれません。
ただやっぱり目の前のお客さまにとっては、「たった一人の頼れる人」なのかもしれません。そう感じてもらえる感謝は、やはり気持ちの量でお返ししたいな、と思います。「ほんの少しの気持ちの差」が、結果的に大きな差になると信じています。
株式会社フロンティアゲート
吉武和英