本当にどうでもいいことで、かつ自分ではまったくそう感じたこともないのですが、小さい頃から「お前は頭がいいから」と言われることがありました。高校のとき数学で100点満点で1点を取るくらいなので決して頭は良くないのですが。。。(答案用紙返却のときの先生の不機嫌ぶりはいまでも覚えています。)
先日その「頭がいい」を話題にアドバイスをいただくことがありました。そのときも「お前は頭がいい」と言われたのですが、その後にこういう言葉が続きました。「頭がいいから、物事をすぐに計算できてしまう。計算できてしまうから、プラスになる行動をする。それがお前にとってはそういうつもりじゃなくてもさ、人によっては「損得で動いてる」みたいに取られることがあるんだよな。」
その後もこう続きます。「頭のいいやつは計算で判断する。でも商売は魂で判断するんだよ。そこがお前がもう一つ振りきれてない部分だよな。」「でも実はおれもそうだったんだよ。だからお前の気持ちもよく分かる。お前がそういうつもりじゃないこともよくわかる。おれがサポートしてるお客さんもそういう人多いよ。でも一技術者じゃなくて経営者になりたいんだったら、いつかは振り切らないといけない部分だよな。」
この辺りはなんとなく心当たりがあるというか、わかっているようでわかっていなくて、なんだかおぼろげな感じです。ただそういうところが今後成長すべきところだ、ということがわかっただけでもありがたいことですね。具体的に何をどうすればいいのかまでは理解していませんが、ただ最後に一言その方がおっしゃっていたセリフは印象に残りました。
「おれサポートしている社長にさ「よくここまでやってくれました。ここまでやってくれる人はそういないですよ。」って言われることあるんだけどさ、「ええ、社長のこと大好きですから」って言える瞬間があるんだよね。というより、そういう社長としか仕事してない。」
株式会社フロンティアゲート
吉武和英