下りエスカレーターをダッシュで登るように

新たにプログラミングのスクールに通いだしました。6ヶ月間毎週土曜日に講義、1週間でかなりハイレベルな課題を仕上げ、また土曜日に講義、という時間的にも追い込まれる6ヶ月間になりそうです。同期はハタチ前後から50代まで50名。ただ6ヶ月後には4割ほどが脱落する、ということなので、なんとかくらいついていきたいと思います。

 
ちなみにぼくは少しだけプログラミングをかじったことがあるのですが、今回スクールでの講義で、僕が知っている知識は古くて、最先端の現場ではすでに新しいルールでプログラミングされていることを知りました。たしかに、新しいルールはかなり簡単明瞭になっていますので、今後はこちらが主流になると思います。

 
ふと思ったのですが、これはとても怖いことだなーと。自分の知識が、知らないうちに古いものになっているのです。自分を基準にするとレベルは落ちていないのに、世間を基準にすると、なにもしていないのに勝手にレベルが下がっているという、まるで下りエスカレーターに乗っているかのようです。

下りエスカレーターに乗っているということは、自分の市場価値がどんどん下がっていくということです。市場価値を下げないためには、少なくとも下りエスカレーターを登り続けないといけない。もし市場価値を高めたいなら、ダッシュしないといけない。それでもふっと息をついてしまったら、あっという間に急降下です。

インターネットの世界はまさに日進月歩。しっかりと食らいついていきたいと思います。とはいえ、プログラミングは本当に可能性が広がります。下りエスカレーターのダッシュ登りはじつは楽しいイベントです。新しいパソコンを買ったときのようなワクワク感がたまらないですね。
 

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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