ライバル(好敵手)の存在

先日大学時代の同級生と久しぶりにお茶しました。一度民間企業に就職したのですが「やっぱり法曹に挑戦したい」と退職し見事検事になった友達です。その後彼は、ロンドン留学、法務省での国会対策を経て、今は外務省に出向して欧州で一等書記官として活躍していますが、今回夏休みで一時帰国したので久しぶりに会うことができました。そのときにいろんな話を聞けたのですが、一番びっくりしたのは先月国連の会議のchair(司会、もちろんすべて英語で通訳なし)をやったらしく、そのときの公式動画を見せてくれました。

もう最初から最後まで「すごいな!」の連続だったんですが、本当に変な嫉妬とか全然なくて純粋に友達の活躍がうれしい、もっといけるところまで行ってほしい!と感じた時間でした。と同時に、「負けてられないな」というか、「ずっと友達でいたいから自分もがんばろう!」と思えたのがとても新鮮でした。

頑張ると言っても、収入の多さとか高い時計とか大きな家とか高級車とかを競うのではなく、挑戦を続けている人生度合いというか、もっと高みを目指して努力し続けている度合いというか、それ以外にも家族を大事にできている度合いとか、そういうことを意識し合って、「すごいな!」と言い合えるイメージです。

もちろん、先輩にはすごいなと思う方はたくさんいらっしゃるのですが、先輩に対する「すごいな」と、同級生に感じる「すごいな」はまったく違います。まさにライバルです。漢字にすると好敵手。もしかすると漢字の方がピッタリかもしれません。

やりたいことや挑戦したいことがあることや、それに挑戦できる環境にいることに感謝して、これからも高みを目指していきたいと思います。冒頭の彼が帰国するまで、また2年ほど会わない期間がありますが、お互いに挑戦して経験したことを楽しく話せる時間になることを楽しみにしています。

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