いま本当にぼくは恵まれていると思います。新しいパソコンが出たら買えますし、プログラミングの学校に通いたいと思ったら、もちろん時間は大変ですが、金銭面では通うこともできています。家族で外食したいな、と思ったらできますし、こどもたちと出かけることもできます。
逆に高級車とか高級時計とかブランド品とかにはもともとあまり興味がなく、銀座に飲みに行きたいというような欲求もありません。その意味では、個人的な欲求というものについてはもう満たされている気がします。もちろん、こどもたちには十分な教育を提供したいですし、もっと一緒に思い出をつくりたいと思いますが、自分だけの欲求としては満たされています。
ただ語弊があるかもしれませんが、じつはこれまでの人生のうちで一番「もっとお金が欲しい」とも思っています。たとえばスタッフの人数は、できることなら現状の2倍にしたいと思っています。それぞれのスタッフに余裕ができたら、もっと既存のお客様のことを考える時間を増やせるからです。オフィススペースも2倍にしないといけません。もちろん給料も増やしたいと思います。お金があると、なにごとも「先手を取れる」という強烈なメリットがあるように感じます。
その状態をつくるためにぼくがまずやらないといけないことは、商品力を磨くことです。勝手に売れていく商品をつくることです。勝手に利益が残っていく商品をつくることです。その商品づくりを全力でやります。そしてその商品が受け入れてもらえたら、利益を残して、スタッフも含めて会社の未来に全力で投資したいと思います。がんばります!
最後になりますが、お金を使いたい目的がある、それに向けて頑張れる環境にいる、というのは本当に幸せなことですね。
株式会社フロンティアゲート
吉武和英