「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」という外国の諺があるようです。あーすごく言い得てる言葉だな、と思いました。
個人とチームのどちらがいいの？という点については、当然どちらにもメリットデメリットがありますし、性格にもよるでしょうから、結論を出すことはできません。
なんでも自分でできる人や、すべて自分でやりたい人は個人のほうがいいかもしれません。人間関係で悩むこともありませんし、サービスの品質もすべて自分で管理できますので安心です。
一方で、チームの一番のメリットは、誰かの力を借りることができる、自分に足りない部分を補ってもらえるという点だと思います。苦手な分野をカバーしてもらえる、得意なことに集中できる、という面もありますし、先日のぼくのように体調を崩してしまっても、お客さまにぎりぎりご迷惑をおかけせずに対応できる、というのも本当にありがたいです。そういう意味だとチームは、メンバーへの感謝がスタートになりますね。
ただ、もしチームのメリットを享受したいのであれば、メンバーへの感謝だけではだめで、自分のチームへの貢献度がそのまま評価になる、という点もセットになります。単純に数字として利益を出すというわかりやすい貢献ももちろんですが、効率よく仕事をするという点も立派な貢献ですし、チームの人間関係を明るくしたり、和やかにするというのも素晴らしい貢献だと思います。
自分がどこで貢献できるのか、どれだけ大きな貢献をできるか、というのは常に意識しておきたいことかもしれません。
