実は自分もお客様

弊社はお客様にとても恵まれていると感じています。ときにお叱りも頂きますが、信頼して頂いており、成長させて頂いています。それは本当にありがたく、うれしく思います。

ただふと考えると、弊社も「お客様」になるシーンがあります。分かりやすいところでは、外注先の制作のデザイナー、ディレクター陣です。その中で、はたして弊社は、彼・彼女たちにとって、「恵まれている」と感じてもらえているのでしょうか。

弊社だけが利益を出して、制作チームが経済的、精神的、肉体的に疲弊するようなことは論外ですが、「お金を払ってるから、仕事するのは当たり前」だと思っていないか、自問自答することがあります。またお客様のご要望やニーズを、しっかりと把握して、整理して、制作チームに分かりやすく伝えられているか、という点も、「発注元」としてはとても大事な仕事だと思います。
 
名古屋でパフォーマーや似顔絵師をチームとして運営されている、有限会社プレジャー企画の代表である大棟耕介氏はこう仰っていました。「フリーだと100%自分の利益。チームに入るとそのうち50%しか手取りにならない。ではどうしてチームに入りたいか。その理由の一つは、うちが日本一の練習施設を持っているから。会社に入る50%を練習施設の充実に使っている。だからうちに入ると練習し放題だし、他のメンバーからも教えてもらえ、成長できる環境がある。」

このあり方は弊社の一つの理想でもあります。もちろん会社として運営する以上、売上(制作費)のある程度の部分は会社として確保する必要があります。ただそれを、役員報酬だけ増やしていくのではなく、しっかりと弊社に関わって頂いている制作チームが成長できるような、またお客様により高い満足度を提供できるような環境作りに使っていきたいと思っています。

弊社がお客様に恵まれているのであれば、弊社も恵まれた環境を提供できるお客様にならないといけません。
 
株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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