AI（人工知能）という言葉を、かなり目にするようになりました。囲碁の世界でも将棋の世界でも人工知能は人間を超えてしまったと言われています。いわゆるビジネスの領域でも近い将来人工知能が人間のかわりに仕事をしているとも予測されているようです。
もちろん人工知能は素晴らしいもので新しい技術やサービスへの期待も高まります。その一方で、では人工知能ではなく、ぼくら人間に期待されていることはどうなるのでしょうか。個人的な感覚ですが、それは「もう一歩だけ踏み込む」ことだと感じています。
たとえばお客さまのご要望に直接お応えすることは当たり前として、そのご要望の背景や本当の意図を感じることもそうだと思います。また単純に「仕事」として対応するのか、「家族・親戚」の困りごとに対応する気持ちになれるのか、そういったこともあると思います。お声がけするときの声の優しさ、表情の優しさなどは、人工知能よりも人間の方が優れている時代がまだまだ続くはずです。
人工知能を代表とする新しい技術を決して否定せずに、むしろ新しい技術はどんどん取り入れて、そのかわりに人間にしかできない部分の対応レベルを1段2段と上げることで、より高いレベルでサービスをご提供できるのではないかと思っています。
新しい時代のサービスに自分でも期待しています！
株式会社フロンティアゲート
吉武和英
