プログラムコードに狂気を込める

天才と言われるある若手プログラマーの方とお話ししていたときのこと。こんなことをおっしゃっていました。

「完璧なコードを書く必要なんてないんですよ。とりあえず書くんですよ。書きまくるんですよ。寝るの忘れるくらい書くんですよ。その熱量はプログラマーはもちろん、コードがわからない人にも伝わるんです。その熱量が伝わったら、きれいなコードを書ける人が「しかたないから自分がやり直しますよ」って言ってくれます。だから下手でも汚くてもいいから経営者もコード書くべきだと思います。でも経営者はきれいなコード書くのが仕事じゃなくて、プログラムコードに狂気を込めるのが仕事です。」

プログラムの世界はぼくはまだまだ初心者ですが、これはなんとなく分かる気がしますし、ぼくに足りない部分だったかもしれません。

自分がそこに取り組む理由が儲かるからなのか、それとも社会的意義なのか、極端な話それはもうどちらでもよくて、どれだけの熱量を持てているかということが大事ということ。そして、それは「うまくやる」「きれいにやる」ということではなくて、狂気と表現されるほどに突き抜けることが経営者としての仕事、ということなのかもしれません。

なにごともそつなくバランスよくこなすタイプだった僕が、今回プログラムに「狂気」を込めることができるか、自分で自分が楽しみです。

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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