最近「マニュアルづくり」に力を入れています。とくにホームページ作成については、ある程度の作り込みまではどのスタッフもできるようにしたいと思っています。
昔はぼくはマニュアルが嫌いでした。なんか型にはめられている気がしたんです。マニュアルなんかなくてもおれはできる。と思っていました。
最近少しずつ考え方が変わってきています。「マニュアル」にも価値があるな、と思い始めてきました。それは「安心感」そして「スピード」です。
牛丼の吉野家や松屋は全国どこでも同じ味です。多少の差はあれど、お店のつくりも同じ、その安心感は大きな価値だと思います。そして注文したものが出てくるスピードはどのお店も早い。
適切な言葉が見つかりませんが、「たまに100点たまに50点」よりも「いつも75点」のほうが喜ばれるというシーンがあるだろうな、というイメージです。そしてその「いつも75点」を「いつも76点」「いつも77点」と1段ずつ基準を上げていく、そういう仕事が望まれている気がします。
お客さまに安心してもらえる仕事をするための「マニュアル」があって、そのうえで、提供できる価値をより高める新しいネタがないか探し回る、そういうことが求められている気がします。
株式会社フロンティアゲート
吉武和英
